変化

3時40分。定時に目が覚める。昨日の短時間豪雨で頭が一杯。
3時50分。気になる、気になる。もう目が閉じない。
4時00分。いいや、行こう!飛び起きる。

 そうよ、散歩。私は散歩に行くの。
そのついでに、ちょちょっと水切りを直すだけ。
だって休みの日に家に居たら、『あんたおるんか。珍しぃなぁ〜』って
あの人、この人、近所の方達が寄って下さるんだもの(有難い事!)
間違いなく日常より人との接触が増えている(苦笑)
・・・え?なんでそんなに言い訳を並べるのかって?
休みに現場へ行くのは、いつものことでは、って?
そう思った貴方は正しいです。けれど、変わらなくてはいけないのです。

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 『晴れていても休日出勤無し!?作業道作設作業ですよ!!』

Nボスからの通達に、思わず声を大にし叫んでしまいました。
土いじりはとにかくお天気勝負。
雨の日だけでなく、雨の翌日も土の状況によっては作業が行えません。
万が一、無理やり進めてしまうと後で何倍にもなって仕返しを頂く。
だから天気予報とにらめっこ。日曜だろうと祝日だろうと関係ない。
出来る日に進める、雨の日は代休、それが作業道作設。
と、いうのは昨年度までのお話です。
『休日は会社規定に従って下さい。
 メンバーも増え、ナカシマさんだけが動いていた昨年度とは
 状況が変わったのですから。天気に左右されず動く今年度と
 現場作業日数が何日変わるのか調べてみて下さい。』
そして、もう一言。
『そもそも雨の日に仕事がないという前提なのがおかしいですよね。
 事務でも稼げる働き方をすべきです。』
・・・おっしゃる通り。反論の余地無し(涙)
製品受注、製材スケジュールと念密に絡み合う必要があるWS森林管理部。
現場が動いてさえいればお金になっている、
その考えだけでは全く成り立たない。本気で、働き方改革。

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 満面の笑み。思わずNボスとみゃーがーさんに写真をお送りしました。
ヒキガエル池、たっぷりの水量。
昨年は5月半ばに完全に干上がり無残な結末でした。
それを知ったモンマン、池に水が集まるよう仕掛けて下さり
見事たっぷん、たっぷん。
作業道泣かせのお天気続きですが、この場に関してのみ恵の雨です。

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 今年度、私もコンマ45で作設を行うこととしました。
使用重機サイズについては賛否両論ありますが、
結局は何を目的とした、どのような規格の作業道なのか、で
変わってくると思います。作設ルートの現場状況を踏まえ決めました。
まちがいなくアームの長さがポイントとなる。
3tから始まり、5t、7t、そして13t。初めてのコンマ45。

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 来月引っ越します。他者との共同生活を始めることにしました。
全ての力を自分だけに注いでいた生活のまんまとは思っていません。
が、仕事は今まで通り。Hulaも今まで通り。
山に勝てる男性はいない。
けれど、山と共存出来る男性はいるのかもしれません。








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大腸との戦い

 大変ご無沙汰しております。
えぇ、丹波市におります。WSにいますよ。元気ですよ。
と、言いたい所ですが本日は有休取得。
何度とブログ内で私のノミの心臓っぷりを披露しましたが
今回も相変わらずです(苦笑)
昔から新しいコトが始まる節目に、必ず激しくお腹を壊します。
入学式、バイト初日、公演初日。
最近で言えば年度始めの作業道スタート、お盆明けの搬出スタート、
そして秋の講習会シーズンスタート。
始まってしまえば一体何を心配していたのだろう?と呆れるほど
のめり込み必死な毎日、という経験を繰り返しているハズなのに
やはり今年度現場スタートを目前に控え、プレッシャーに完敗です。
・・・情けない。 

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 この数ヶ月でめまぐるしく環境が変わりました。
森林管理部スタッフが3倍(!)に増えたのもその1つ。
共有出来る仲間が増えたコトがどれほど心強いか。
と、同時に作業体制・人員配置を根本的に見直す必要が出てきました。
自社稼働率をどれだけ上げられるのか、特に作業道作設です。
昨年度はスペシャリティーであるモンマンに頼りきっていました。
 『今年度はナカシマさんが指導的立場に立って進めて下さい。』
Nボスからの一言。
無謀と言われながらも、見よう見まねで1000m作設した一昨年。
2ヶ月とはいえ、モンマンの作業に張り付かせて頂いた昨年。
そこで得た経験・知識をアウトプットするのは当然の役割。
だけど全く自信が持てない、“指導”レベルには程遠い。
一瞬でもそう感じた自分が10年前の苦い思い出と重なりました。

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 Y林業時代。苗畑に関わらせて頂く時期がありました。
苗づくりに精通した方と毎日穂木取り作業を共にしました。
正直、苗づくりがこれほど奥深く重要な作業と思っていなかった私は
とにかく習うことに必死の毎日でした。
何週間目かに、全く苗づくりに関わっていない同期が
手伝いに来てくれる事となりY社長より穂木取りを教えるよう指示されました。
いやいやいや・・・私にはまだ無理ですよ(涙)
 『誰かから何かを教わる際は、次に誰かへ伝える事を想定して学べ』
痛恨の一言でした。感覚や手法ではなく、原理原則を掴む事。
Y社長から頂いた言葉は私の財産で
その後、技術の言語化を志すキッカケともなった出来事でした。
なのに今・・・

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 私は驚く程、記憶容量が少ないです。えぇ、誰もがそう言います(笑)
それゆえ、メモ魔で記録に残すという作業を必ず行うようにしています。
モンマンに張り付いた2ヶ月の記録ノートを
他者への説明資料として仕上げる作業。
部屋中に作業道関連の本が散乱しています。
絞り出した言葉に納得がゆかないのであれば
モンマンに再度、確認出来る環境にある私は恵まれていますね。
そして問いかけの答えとなる道が現場にはある。
さて、このトイレワークはいつまで続くのでしょうか(苦笑)

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7年目の春を待つ、サクラの木の下で。

 あ・・・、今日から3月。
WS入社の2月22日を意識しなくなってしまうほど、
丹波に居座っています(笑)WS社員として丸6年が過ぎました。
『2年間学ばせて下さい。』 Nボスに、そうお願いし飛び込んだ。
入社年に豪雨災害に見舞われ、関わる現場が大きな被害を受けた事もあり
さすがに直ぐ飛び立つ気にはなれなかった。

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けれど6年は長い・・・(苦笑)
日々はとても充実し、楽しいばかりなのだけど
実は、今後何を目指してゆくのか明確な言葉が心にハマらず
ずっとモヤモヤの中にいました。
『ナカシマさん、長居は困ります。』冗談まじりに言われていましたが
会社として、こんな社員は一番困る(苦笑)

 広島にしても、長野にしても、そこには惚れ込んだ山がありました。
その山があるから、私は頑張れた。
仕事に対するモチベーションを保ち続ける事が出来ました。
でも、丹波では恐らく出会えない。だから長くは居られない。
そう思い込んでいました。正直に言いますね。
山に抱かれた場所に身を置きたい、もう少し山へ近づきたい、
そんな事ばかりをずっと考えていました。
自分がどうしたいのか?
常に自分軸から外れて考える事が出来なかった。
自分に何が出来るのか?ではなく。

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 WSで成し遂げたいコトがようやく定まりました。
“ほっとったら残っただけ”と言われた山で
“搬出材積の半量がバイオマス品質”の手が入れられていない山で
“豪雨災害の傷跡”が至る所に残る山で
“林業地でない”この場所で、林業を成り立たせたい。
量で勝負しない、小規模でも回るカタチを創り上げたい。
所有者である地域が自治を持ち、山に関わり続けられる仕組み。
誰かが居るから成り立つのではなく、関わる人が誰であれ
根拠をもって山の将来を考えられる基盤を固めたい。
12年間、私を育ててくれた林業界に対し
6年間、私を受け入れてくれた丹波の山に対し
私が今出来る事は、そこだと思う。
3年?5年?10年?・・・もう期限は考えまい(笑)

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 さぁ、まもなく新年度。
愉快な仲間たちが加わりWS林業部門が大きく変わります!






        

キツネの選木

 あぁ、もう日が沈む。帰らなきゃ・・・
 心底残念に思う自分に思わず吹き出しました。
 明日も又、山に来られるのに。

一体私は何時間、山にいれば満足するのだろう?とつくづく思う。
まだ薄暗いうちに土場へ着き、朝焼けの山に心奪われれ
刻々と光が消えゆく夕方の空に吸い込まれ、薄暗い土場に戻る。
『ナカシマさんは、一人 “ブラック”ですね(苦笑)』
Nボスの言葉は正しいかもしれない・・・。

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 グラップルが動いている間は可能な限り搬出にへばりつきたい。
と、なると選木や出荷材準備は隙間時間を見つけるしかない。
チェーンソーが回り出す前か、皆が山を降りた後か、雨の日か。
決して強いられた時間ではなく、自分がやりたくて選択した時間。
この静かな一人時間は、どれほど私を浄化してくれているのだろう。
特に選木は、搬出作業前だと色々考えることが多すぎて集中出来ない。
仕事終わりがベスト。
クタクタなはずだけど、一本一本を見上げながら、触れながら
斜面を登り降りすることは全く苦にならない。
何より、朝とは異なる施業後の山の姿を眺め
土場へ降りるのを待つ材を、ゆっくりと吟味出来る至福のひととき。

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 ◯尾さん、ジャコウリさん、モンマン・・・
チームでしか成し得ない仕事、その歯車の一人であることの喜びは大きい。
皆でいる時間は刺激的で、ワクワクが絶えず
思わず“ずっと”を願ってしまうけれど
この恵まれた環境に立ち止まり続けることは出来ない。
だからこそ、一人山に身を置く時間が必要なのだと思う。

 “山の神様の日”という日をご存知ですか?
山に入ってはいけない日とされ
各地で様々な言われがありますが、その一つにこんな話があります。

 山の神様の日はキツネが山の木の本数を数える日。
 山にいると木の一本に数えられ、人間の世界に帰れなくなってしまう。

たぶん、私はとおにキツネに数えられているのだと思う。
でもまだやらなくてはならない“役目”があるらしく
なかなか山にこもり続ける事が出来ません(苦笑)
さて、その“役目” は一体何なのでしょうか。
キツネのお迎えが来てくれるまで、もうちょっと頑張りますか・・・

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年が変わる前に・・・

 ここ何年か年末年始は吉和へ里帰りしていましたが、
今年は丹波にいます。昨日まで現場動かす予定でしたが生憎の雨。
とりあえずウダウダ考えまい、と一心不乱に大掃除。
こんなに真剣に掃除したのはいつぶりだろうか?

『滅多におらんアンタが家におるから雨降ったんや。』
『・・・雨だから家に居るんです!!』
 
『アヤちゃん!アヤちゃん!』と外から声がし、玄関を開くと
開口一番、『用事はないんやで。』・・・なんだそれ(苦笑)
いつも気にかけて下さるご近所さんの存在は本当に有難いです。

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 もうすぐ年が変わりますね。
一年があっという間、、、と言いたい所ですが
もはや4月、5月の出来事が思い出せない。
モンマンと作業道作設ご一緒していた頃が、とおの昔に思える。
特に10月以降は怒濤の毎日でした。
こんなに感情の浮き沈みの激しかった年も珍しい(笑)
色々ありましたが、『今日が一番happyだなぁ〜』と思う毎日を
積み重ねていった一年だったことに違いありません。
某TV番組を見て下さった、ほとんどに方に
『ナカシマさんは、良い仲間に恵まれていますね。』と言われます。
はい、私も重々自覚しております。

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“女子会拒否発言”も突っ込み対象の一つとなっていますが
こんな素敵なキコリ対応のB.Dケーキで祝って下さるフラの仲間達。
皆のやさしさ、思いやりに感謝の一言です。

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 さて、来年。まぁ、恐らく穏やかではないでしょう(笑)
相変わらず、“来年の今頃、なにしてるのかなぁ〜”と
正直思ってしまいますが
WSが、もっともっと濃厚に面白くなるのは目に見えています。
今日、山納めにhome ground五台山に登りました。いい時間でした。
さて、山始めはどこに登ろうかな?

 皆様、どうぞよいお正月をお迎え下さい。

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プロフィール

ギリシマ

Author:ギリシマ
ギリギリ現場技能者
ギリギリ女性林業従事者
ギリギリダンサー
脱『ギリシマ』なるか!?

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